日常、何気なく歯を磨いていますが、いつ磨くのが良いのか、1日何回磨くのが良いのか、科学が進んだ今日ですがいまだに定説がないのです。以前、食後３分以内に３分間、1日３回（朝・昼・晩）磨くのが良いという3・3・3運動というのがありましたが、現在、賛否両論あります。
では、いつが良いのでしょう。
歯垢（プラーク）の形成には24～48時間かかるので、最低1日1回でも丁寧に磨けば虫歯や歯周病は予防できるはずとも言われています。しかし、歯磨きする目的は虫歯予防、歯周病予防だけではありません。口臭防止、歯を白くする、口の中を爽やかにする等色々あります。
いつ磨くか、1日何回磨くかは、目的に応じてご自身で決めていただくのが良いですね。
朝食後など、忙しいときは簡単な歯磨きでも良いですが、1日1回、ゆっくり磨ける就寝前などに歯1本1本に時間をかけて丁寧に磨いてください。音波電動歯ブラシなら1ヶ所に5秒程度はあててください。

また、歯ブラシだけでは歯間の汚れは除きにくいので、歯ブラシ後、歯間ブラシかデンタルフロスを使用することをおすすめします。
ただし、"やってはいけない歯磨き"もあります。
それはワインや柑橘類など酸性のものを飲食した後、すぐに歯を磨くことです。歯の主成分であるカルシウムやリンが溶け出し、エナメル質がもろくなっている状態にあります。すぐに歯磨きすると歯がすり減ってしまうことがあるのです。食後30分位で、唾液により口の中が中和され中性になりますので、飲食後30分以上経ってから歯を磨きましょう。『オーラパール洗口液6.8』なら、口内を瞬時に中性に戻せるので、食後すぐに歯みがきできますよ。